―まず、インフォニックに入社を決めた理由を教えてください。

就職活動があまり思うように進まず、「とにかく就職しなければ…」という焦りを感じていたころ、友人から誘われて行った京都の地域イベントでインフォニックに出会いました。当時の人事担当者は、IT業界を目指していたわけでもない私にも快く応じてくれ、就職活動の悩みの相談に乗ってくれたことを、今でも鮮明に覚えています。どうしてもエンジニアになりたいというモチベーションを抱えていた訳ではないのですが、「この会社なら、やっていけそうな気がする」という直感を信じて入社を決めました。

―入社してからわかったインフォニックの良いところ、好きなところはなんですか？

入社後、しっかり研修を受けてはいたものの、あまりに未知な業界に飛び込んでしまったことへ不安を感じていました。そんな気持ちを払拭してくれたのが、先輩たちのフォローや人事担当のきめ細かいバックアップです。仲間を大切にし、チームワークで業務を遂行していく体制がなければ、ここまで、続けられていないと思います。

新入社員の頃は一つでも大きな失敗をしようものなら、もう終わりだと思いがちじゃないですか。でも、そんな時に先輩から『失敗してからがスタート』という言葉をもらったことが励みになっています。実は仕事が慣れてきた4年目に、大きなミスを起こしてしまった時も先輩方は励ましてくれ、後輩もそばで精神的に支えてくれたことで乗り越えられました。

どんな体験も糧にして伸び伸びと働ける環境があり、そこはすごく良いところだと思っています。

―仕事の楽しいところ、逆に辛いと感じるところはどこですか？

主な業務は、クライアントの店舗にあるレジ機器、POS(ポス)の保守や新システムの受け入れ検証などです。店舗に常駐しているわけではなく、サポートセンターの後方で開発側の窓口として、「カードが突然、使えなくなった」などの問い合わせに対応をしています。そういった縁の下の力持ち的な役割に非常にやりがいを感じていますから、『保守』は自分にとって天職だと働いてみて気づきました。また、人々の生活に密着しているPOSシステムの展開に関われたことは、誇りに思っています。こういった業務の中で成果を出すには、失敗を繰り返しながらも知識やスキル、技術を磨くための努力を怠ることはできません。

新システムを店舗に展開する前は、1日中レジを叩いてテストをすることもあるので、そういった粘り強さも必要です。常駐先は大手企業になり、協力会社さんやベンダーさんなどさまざまなポジションの方々と働いていくには、細やかなコミュニケーションも求められます。常に気を遣わなければならず大変なこともありますが、大手企業との働き方を習得できるのは貴重な経験です。

―将来の目標やインフォニックで成し遂げてみたいことはありますか？

ITのことを学ばずに就職をしたこともあり、当初はシステムの構造や仕組みなどわからないことだらけだったので、先輩たちの手厚いサポートに助けられました。そこでいただいた知識やスキル、技術などを後輩に伝えていきたいですね。加えて先輩エンジニアがそれぞれ持っている実務経験なども、マニュアル化しておきたいと考えています。

もし現場を離れることがあっても安心して働いてもらえるよう、後任を育てておきたいとも。新人時代に受けたOJTは、業界知識が少ない私でも非常に学びやすかったので、後輩にも同じように快適な環境で学んでいってほしいと思っています。

―どんな仲間と一緒に働きたいと思いますか？

ロールモデルにしている先輩は、すごく明るくて常に周りを和ませています。私もそれに習って楽しく働ける場づくりを心掛けているので、その雰囲気に馴染める方だと良いですね。私自身もそうでしたが、一つや二つの失敗で挫けずに努力を続けていくことができれば、続けていけると思います。

大きな失敗をしたときは会社を辞めようかとも思いましたが、先輩を見ていたら、みんないろんな失敗しても諦めず前を向いている。そんな仲間に支えられて続けてこられました。諦めないモチベーションを保ち続けられる人なら、インフォニックは楽しい職場になるはずです。

―就職活動中の方や、インフォニックに入社を希望している方にメッセージがあれば、お願いします。

私自身も悩みながらもいろいろトライしたから、自分にとっての天職を見つけることができたと思っています。インフォニックには未経験でも成長できる土壌が築かれているので、あまり気負わずにきてほしいですね。新人時代は日々、戸惑っていましたが少しずつゆとりも生まれ、趣味の時間も充実して楽しめるようになりました。バランスよくオンとオフの切り替えができる環境です。

先輩たちは、仕事だけでなくプライベートの相談にも乗ってくれる、気のいい人ばかりです。そんなインフォニックで、社会人としての一歩を踏み出していただければと思います。