我々が目指すのはお客さまから求められる理想のクラウドベンダー
セールスフォース事業部・望月秀昭部長インタビュー

インフォニック株式会社は、情報管理が分散型になるWEB3.0の時代を見据え、クラウドプラットフォームを最大限活用し、顧客をサポートするパートナー企業になっていくことを目指しています。現在、会社の「変わり目」に寄り添い、共に創り上げてくれる人材を積極採用中。今回は、インフォニックが注力しているサービスや、今後の展望、期待する人材について、セールスフォース事業部部長の望月秀昭さんにお話を伺いました。

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セールスフォース事業部部長
望月秀昭

セールスフォース事業部

理想のクラウドベンダーへと成長するための準備を着実に進めてきた

――ご自身の経歴と、携わっている仕事の内容を教えてください。

大学卒業後に一度販売・サービス業に就き、IT業界へは未経験で入ってきました。インフォニックに入社したのは2006年で、プログラムを一から勉強して今に至ります。現在は、セールスフォース事業部の部長と、舞鶴支社の支社長を兼務しています。当事業部では、Salesforceをメインに扱っており、私たちは豊富な機能の中から必要なものをピックアップして、お客様の要望に沿ってにカスタマイズするといった提案を行っています。また、導入後にお客様自身で運用できるようにサポートすることにも力を入れていますね。

――取り扱っているSalesforceとはどのようなサービスでしょうか?

Salesforce はセールスフォース・ドットコムが提供するクラウド型のビジネスアプリケーションで、営業支援または顧客管理機能を中核に、複数の製品を組み合わせて使えるプラットフォームの総称です。ハードウェアの調達やソフトウェアの購入といった初期投資が不要で導入しやすく、セキュリティーも万全なことが特徴ですね。企業の規模や業種を問わず広く選ばれていて、世界トップレベルの認知とシェアを誇っています。

――Salesforceの今後のニーズについては、どのように考えていらっしゃいますか?

Salesforceのニーズは今後も堅調に高まっていくと思います。ただ、インフォニックが目指す方向性として、特定のクラウドサービスに依存するつもりはないです。最終的には、その時代に合ったクラウドサービス、もしくはさまざまなクラウドサービスを扱えるクラウドベンダーになっていくイメージですね。なので、Salesforceの実績を作っていくことはもちろんですが、マーケティングに特化したHubSpotや、カスタマーサービスに特化したZendeskなど、グループ会社が取扱うさまざまなクラウドサービスをうまく組み合わせた提案ができる事業者になっていきたいですね。

――具体的に、何年後にこうなっていたいという展望はありますか。

そうですね、弊社ではフルスクラッチ事業者から、クラウド事業者に変わるための準備を、2〜3年かけて少しずつ進めてきました。2022年4月から本格的に新しい体制に切り替え、新しい業務領域にチャレンジする社員も多くいます。そもそも、インフォニックは従来のIT業界のやり方に疑問を抱いてきました。ビジネスの変化の激しい時代、システム会社に丸投げで発注をして半年後や1年後にシステムが納入されても、既に状況が変わってしまっていて、使い物にならないという場面も増えています。クラウドサービスを使えば、IT事業者ではなくても、少し勉強すればシステムをカスタマイズできる。お客様がいつでも自走していけるようにサポートしていくというのが、インフォニックの考え方です。

――つまり、この1年のあいだに入社された方は、会社の転換点に立ち会えるということですね。

その通りです。今なら一緒にスタートできます、事業拡大の一員になれますよというのは、一番伝えたいポイントですね。セールスフォース事業部では、Salesforceの教育ノウハウをかなり溜め込んでいて、今後もそのノウハウを強化していく予定です。皆で一緒に勉強を進めていくので、技術も身につきやすいと思いますよ。

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求めるのは、顧客と伴走し自発的に動ける「to be型」の人材

――セールスフォース事業部にはどのようなメンバーが所属していますか?

セールスフォース・ドットコムからは、日々、さまざまなニュースがリリースされます。それだけでなく、機能について情報交換をしたり、勉強したりするユーザーの集まりが、全国各地に存在するんですね。Salesforceに携わっているメンバーは、そういった情報を積極的に拾って、活発に交流しています。具体的には「◯◯が資格対策の勉強会をするらしいよ」といった情報を社内に共有したり、チーム同士でアドバイスや相談をしたりしていますね。横の会話が活発なのは、チームリーダーが新しい情報を自ら発信したりしていることも大きいです。

――発信力の高い人材が集まっているんですね。今回の採用では、どのような人材を期待していますか。

ひと言で表すのであれば、「as is型」ではなく「to be型」の人材ですね。先行きが見通せなくても、自発的に動ける方に入社していただきたいです。2〜4人のコンパクトなチームでプロジェクトに関わることが多く、頑張っている人は、2〜3年でプロジェクトマネージャーとして独り立ちできる可能性もあります。プロジェクトマネージャーを目指している方や、会社を自ら引っ張っていきたいというバイタリティのある方を望んでいます。

――最後に、内定を目指す方へメッセージをお願いします。

IT業界は、プログラムを作る過程に喜びを感じる人と、作ったプログラムをお客様に使っていただいて感謝されることに喜びを感じる人の両極端に分かれるのです。前者の職人のようなタイプの人材も必要ですが、お客様が真に求めていることを理解して、そこをくすぐるような提案がしたいという人材も欲しい。感謝されるためなら努力を惜しまない方や、わからないことを勉強していく意欲がある方と一緒に働きたいと思っています。大きな組織だと、開発の上流から下流までをひと通り経験するにはなかなか時間がかかりますが、当社はなるべく早いタイミングで、ワンストップで任せます。早く経験できればできるほど、様々な体験を重ねられるので、どんどん成長していけると思いますね。

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